保険診療
接触皮膚炎(かぶれ)
接触皮膚炎(かぶれ)
接触皮膚炎とは外来性の刺激物質や抗原が皮膚に接触することによって発症する湿疹性の炎症反応(かぶれ)をいいます。
パッチテストなどもして、原因を特定して治療を施していきます。
接触皮膚炎は大きく分けて刺激性とアレルギー性に分類され、代表的なものとしてピアスや化粧品、植物による皮膚炎等があげられます。
原因・治療について
パッチテストの流れ
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1. 診察
お悩みの症状をうかがいます。どのような症状で、どの部分にいつごろから発症しているかなどをお聞かせください。その上で、パッチテストのご予約をお取りいたします。
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2. パッチテスト
背中もしくは上腕に材料をのせたシートを貼ります。材料の準備にお時間がかかることが多いので、お時間に余裕を持っていただくようお願いいたします。
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3. 2日後判定
パッチテストを行った2日後に改めて診察を行い、まず1回目の判定を行います
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4. 3日後判定
さらに3日後に診察を行い、最終的なアレルギー判定を行います。ただしアレルギーの出方には個人差があるため、異なるスケジュールでテストを行う場合もあります。あらかじめご了承ください。
パッチテスト
アレルギー性接触皮膚炎の検査で最も重要な検査法です。
パッチテストは、十分な量のハプテン(アレルゲン)を強制的に皮膚に吸収させ、アレルギー反応を惹起させます。
当院では、持ち込み材料によるパッチテストを行っております。
パッチテスト方法と判定
あらかじめ原因と考えられる物質をパッチテストユニット(絆創膏に皿を載せたもの)に付けておきます。
通常、背部(傍脊椎部)の外見上正常な場所に48時間貼布します。アレルゲンは上背部や上腕外側に貼布することが推奨されています。貼布後、シャワー、入浴、スポーツ、発汗の多い労働は控えるようにします。
パッチテストの判定は複数回実施することが推奨されています。
貼布した48時間後にパッチテストユニットを除去し1回目の判定を実施し、その後72時間後、場合によっては更に1週間後に判定を行います。
汗をかきやすい夏場には、正確な判定が難しいことが多いため、秋~春にかけて行うことをお薦めします。