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美容診療
薄毛治療

薄毛治療

男性型脱毛症(AGA)は、思春期以降に発症し徐々に進行する男性に多く見られる脱毛の症状です。

初期症状としては額の生え際(前頭部)や頭頂部の毛髪が細く短くなり、次第に額の生え際が後退したり頭頂部の毛髪がなくなります。

この男性型脱毛症(AGA)にはジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンが関与しています。

そしてジヒドロテストステロン(DHT)の生成には5α還元酵素(Ⅰ型、Ⅱ型)が作用しています。

 

女性の場合は男性の方と比べ治療の選択肢が少ないのが現状ですが、効果的な外用や育毛剤などを提案させていただきます。

▼ 主な治療方法

男性型脱毛症の治療薬『ザガーロ』(経口薬)

治療法について

ザガーロについて

男性型脱毛症に適応を有する5AR阻害薬としては、1番目に発売されたのがフィナステリド(商品名プロペシア)であり、2番目の経口薬としてザガーロが発売されています。ザガーロには、Ⅰ型及びⅡ型の5α還元酵素が作用することを阻害する働きがあります。

すでに臨床試験において、毛髪数の増加(発毛の評価指標として設定)、硬毛数及び毛髪の太さの増加(育毛の評価指標として設定)といった効果・効能が確認されており、これによって男性型脱毛症の治療薬として厚生労働省に認可されました。

また海外の臨床試験では、ザガーロ(デュタステリド)0.5mgとフィナステリド5㎎(※プロペシア1mgの5倍量)を半年間服用するという比較試験にて、ザガーロ服用群の発毛量が30%ほど多かったという報告があります。