2025.02.15
アレルギー検査 パッチテスト行っています
当院は保険診療に力を入れています。
日々、さまざまなアレルギー症状に悩む患者様が来院されますが、その中でも皮膚アレルギーの診断において重要な役割を果たすのが「パッチテスト」です。
パッチテストとは?
パッチテストは、アレルギー性接触皮膚炎(ACD)を診断するための検査方法です。
患者さんの皮膚に特定のアレルゲンを貼り付け、アレルギー反応を確認します。このテストにより、何に反応しているのか(原因アレルゲン)を特定でき、治療方法を適切に選択することができます。
例えば、手湿疹はよくある湿疹の一つですが、美容師さんはパーマ剤などによる接触皮膚炎(かぶれ)が原因であることも多いです。
アレルゲンを知ることで治療法の選択肢を広げ、より効果的なアレルギー管理が行えます。
金属を直接皮膚に貼って判定する金属パッチテストもありますが、当院では佐藤製薬の「パッチテストパネルS」を用いた検査を行っております。
金属アレルギー検査単体をご希望の方は、関連大学へご紹介しています。
佐藤製薬の「パッチテストパネルS」は、アレルギー性接触皮膚炎を診断する検査として、皮膚科診療の現場で活用されています。
化粧品、金属、薬品、植物など、幅広い種類のアレルゲンが含まれており、さまざまな原因を調べることができます。
おすすめされる方
• アレルギー性接触皮膚炎が疑われる方
かぶれや湿疹が繰り返し発生している患者様にとって、原因物質を特定することが治療への第一歩となります。
• 化粧品や職場環境でのアレルギー反応が疑われる方
日常生活や仕事環境で使用している物質がアレルギーの原因となっている場合、パッチテストパネルSでその特定が可能です。
検査方法
背中に2日間検査薬のシールを貼り、48時間後に剥がします。
紅斑、水疱など反応の有無を確認して原因アレルゲンを特定します。
背中に試薬を2日間貼りっぱなしにする必要があるので、涼しい時期をお勧めしています。
パッチテストの他に、採血でアレルギーを気軽に調べることのできるVIEW39も行っています。
当クリニックでも、患者様一人一人に適切な治療を提供するため、パッチテストを活用し、より良い診療を目指しています。
当院は水曜日にアレルギー専門の医師による診察も行っております。浅井・任ももちろん診察しております。
アレルギーが気になる方、この機会にパッチテストをしてみたい方、一度ご相談ください。その他ご質問やご相談があれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。
※当日には施行できません。診察の上、適応と診断した方のみ行っていますので了承ください。